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こころの法話集037

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お話037

弥陀の大悲以外なし

金沢市・瑞泉寺住職 杉谷斎

ほんとの愛

このごろでは、子供はもちろん大人も誕生日にプレゼントをするという風習が大流行です。わが家でも先日、三人の孫たちから誕生日のプレゼントをもらいました。それは私の好物ということで、三人三様のチョコレートでした。その中に、ラブ・ポエットリーと書かれた本箱の形の紙箱の中に十二個のチョコレートを十二冊の書物のようにして二段に納めてあり、その一冊一冊の表紙の裏に、ゲーテとハイネの詩が載っていたのです。ゲーテの「恋人のかたえ」よりとした詩に「いつも変わらなくてこそ、ほんとの愛だ、一切を与えられても、一切を拒まれても」と印刷してありました。

お話037

考えてみますときれいな詩ですし、全く申し分のない愛をうたっているといえます。でも、このような愛を私たちは持つことが出来るでしょうか。少なくとも私は持てそうにありません。第一当てにならない心、変わりやすい心の私に、いつも変わらない心など考えることも出来ないからです。私たちの愛はどんなに清く美しく見えても、そのうちにだんだん貧(どん)愛の愛となり、愛欲の愛と変わり、果てはかわいさあまって憎さへと変わりかねない愛でしかないのではないでしょうか。一切を与えられても、一切を拒まれても変わらないような愛は普通の人間、凡夫にとって全く無縁といっても過言ではないと思います。
仏法に育てられた私には、ほんとの愛とは弥陀の大悲より他にはないと思われますが、いかがでしょう。

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